「∞怪談(むげんかいだん)」 オンライン会場

(2016/07/18更新)
拝啓。

この晩春の宵、「∞怪談」の完成を祝して

百物語の怪談会を催したいと存じ候。

万難を排して御参加いただきたく、

ほかにも数名の同席者あるべくと存じ候。

ついては下記の窓口より

怪談を一席ずつ御投稿いただきたく候。

まずは御案内まで、早々不一。


→「∞怪談(むげんかいだん)」 オンライン会場窓口

→「∞怪談(むげんかいだん)」 紹介ページ




Kさん
東京都
ぼちぼち受付を始めるとするか。


Yさん
東京都
お待たせしました。
どなたさまも、奮ってご参加ください。


『不思議な思い出』
Kさん
高知県
梅雨時のことでした。
いつもの通学路を歩いていると
、 小さな橋を渡りきったところで急にめまいがして道端にしゃがみこんでしまいました。
ふと気づくと、目の前の壁にあやしい影が映っているのが見えました。
私の影とは別に、小さな人の影が7,8体めまぐるしく動いていたのです。
影が動くたびに「ざわざわ」「ざわざわ」とノイズがまじったような子供の声が聞こえてきました。
それは、無邪気にはしゃいでいるような感じで、とても気味が悪かったです。
飲み物を一口飲んで休んでいるうちに、影や声は消えてしましたが、 あの晩の不気味な声は今でもはっきりと私の耳底に残っています。


『学校の怪談』
Tさん
東京都
高校の頃、部活の顧問だったS先生から聞いた話だ。
全校生徒が下校した18時過ぎに1度見回りをするのだが、
東校舎の薄暗い廊下を歩いていると、どこからともなくすすり泣く声が聞こえる
生徒が残っていては困るので、教室の扉を一つひとつ開けて確認していくことにした
・・・「誰かいるのか?」・・・「もう下校時刻はとっくに過ぎてるぞ!」・・・
この階で残すところは理科室だけだが、入ってみると誰もいない。
念のため準備室の方も確認してみると、こちらに背を向けてたたずんでいる女生徒の姿が。
「こんなところで一体どうした?具合でも悪いのか?」と声をかけると、すいこまれるように壁の中に消えた
女生徒が消えたあたりを入念に調べると、小さな足跡があちこちに残されていたそうだ。
今でも見回りしていると、ときどき変なことがあるという。
「生徒が何かやらかすよりはマシだが、気持ちのいいもんじゃないね」とこぼしていた。


『学校の怪談』
グラムさん
埼玉県
学生の時分。 修学旅行などの行事の後、写真が貼り出されて、生徒が各自注文するのはよくある光景だと思います。
ある行事の写真が貼り出された時、いつものように、仲のよかった友達の写っている写真を選んでいました。
選んだ写真を「一枚…二枚…」と見ていると、あることに気付きました。
とある一人の男子生徒の写っている写真にはどれも、見覚えのない真っ青な顔が写っていたのです。
周りの同級生が心霊写真だと騒ぎ立てましたが、当人は相変わらず平気な顔をしていました
そんなことがあってからしばらく経ち、注文した写真が届いた頃でしょうか、
写真に青い顔が写っていた彼は、ある日、突然姿を消したのです。
それ以来、彼には会っていません。


『狐・狸・妖怪の話』
Yさん
北海道
私の友人が10年ほど前に旅行先のS県で
どうにも腑に落ちない体験をしたと話してくれました。
旅館で夕食を終えた後、夜の町並みを落ち着いて見て回りたいのもあって、
ひっそりと静まり返った裏通りをぶらぶら歩いていると、
橋のたもとに和服姿の若い女性が佇んでいる、首をかしげて一点を見つめているようだ。
こんな夜更けに若い女性が一人きりで?と思ったが、
下手に関わると相手が不安がるだけだろうし、そのまま通り過ぎた。
しばらく歩いていくと前方からひそひそ話が聞こえてきた。
「ここにもいない…ここにもいない…」2人連れの若い男が、誰かを探している様子。
訳をたずねようとすると、ちょうど先ほど女を見かけたあたりから、
突如、大きな獣がうなり声をあげて駆け出す音が聞こえた。
男達は「あの性悪ぎつね!今日こそはとっちめてやる!」「急げ!まだその辺にいるはずだ!」などと
口々に叫びながら行ってしまった。
私が目撃したあの女は狐が化けたものだったのだろうか?。
友人から聞いた話はこれで終わりです。


『超常現象の話(UFO・超能力など)』 (実話)
Tさん
東京都
高校の修学旅行で京都・奈良へ行ったときの話です。
男女3名ずつの班に分かれて、事前に決めていたプラン通りに観光地をまわっていました。
ほとんどのプランを消化して電車で移動中、ドアの脇に立って暮れなずむ京の町並みをぼんやり眺めていると、空にオレンジ色の光の球が。
高度は飛行機よりも低かったように思います。
過ぎ去っていく建物や街灯の明かりとは違って、ずっと同じ位置に浮かんでいました。
あそこ見て、UFOじゃない?と友だちに話しかけると、
本当だ、何だろうね?くらいの感じで、とくに騒ぐでもなく、しばらく目で追っていました。
もう1人の友だちは、テトラーというテトリスができるキーホルダーに熱中していたので放っておきました。
女子らにも一応知らせましたが、どんな反応があったかは覚えていません。
声をかけた方の友だちと、テトラーに夢中だった友だちは、2人とも同じ班のある女子のことが好きだったと卒業後に知りました。
後に、友だちとその女子は結婚しましたが、どちらが結ばれたかは秘密にしておきます。


『不条理な話』
Tさん
東京都
駅前までレンタルビデオを返しにいった帰り道、たぶん深夜2時頃だったと思います。
住宅街を歩いていると道の片隅に黒光りする丸いものが落ちていました。
道端にしゃがみこんでよく見てみると、一抱えもある立派な西瓜でした。
近くに畑があるわけでもなし、落し物かしら。
どれ状態を確認してみようと手をのばした瞬間、
ひとりでに転がりだすと、知らないおじさんの顔に変わりました。
そして、私の顔を見てにやりと笑ったのです。
私は身の危険を感じて一目散にその場を離れました。
後に聞くところによると、このあたりには昔、刑場があったそうで、
真偽はさておき、その地域では今もなお幽霊の噂が絶えないと言います。


『不思議な思い出』
Mさん
東京都
数年前、サークルの先輩を誘って、C県の小さな漁港まで夜釣りに出かけたときの話です。
はじめの1時間ほどで二人とも一定の釣果をおさめたので、息抜きにタバコを吸いながら防波堤の端までぶらぶら歩いていました。
ふと見ると乾いたコンクリートの地面に、小さな足跡があちこちに残されていたのです。
他の釣り人が海に落ちたのだろうか、怪我でもしていたら一大事と思い、
テトラポッドが折り重なっている海側に上がったところ、
ほんの5,6m先の海面に男が立っているのが見えたのです。
一瞬目を疑いましたが、好奇心にかられて近づいてみると、
ぐしゃり…。熟れた果物を踏み潰したような
いやな感触が伝わってきました。

おそるおそる足元を確かめてみると、テトラポッドの隙間に引っかかった水死体が。
そして、今まで見えていた海上の男の姿は、影も形もありません。
その一件があってから、我々が夜釣りに行くことはなくなりました。


『怪談リレー(前の人の話を引き継ぐ)』
Yさん
神奈川県
この前、友だちと喫茶店でおしゃべりをしているときに聞いた話。
その友だちが車で奥さんを迎えに行ったところ、約束よりすこし早く着いたので、
車内でシートを倒してうとうとしていると
ボンネットの上に一匹のがやってきて、おいで、おいで、と手まねきするのです。
その姿はまるで招き猫のようで、不思議に思いながらぼんやり眺めていると、 手足がだんだん痺れてきて、身体がまったく動かせなくなりました。
いわゆる金縛り状態です。
その時、ドアをこんこんと叩かれて我にかえると、車の横で奥さんが心配そうに覗き込んでいました。
妙な夢を見たなと思い、奥さんの荷物を車に入れようと外に出てみると、
ボンネットの上には、猫の小さな足跡があちこちに残されていた(※)そうです。


『心霊スポット案内(場所にまつわる話)』
Tさん
東京都
私の所属しているゲームサークルに代々伝わる怖い話です。
うちのサークルは月に一度、H市のカラオケボックスで定例会をしています。
ある時、すぐ近くの公園に黒いドレス姿の女が時々あらわれるという噂が立ったそうで、
物好きなY君が、ひとつ肝試しに行ってみようと、メンバー数人を引き連れて夜の公園へと向かいました。
そこは城跡を整備してつくられた広い公園で、入口の付近には遊具やベンチが設置されていますが、
奥に入れば入るほど道は狭まり、鬱蒼とした森が広がっています。
一行はとくにあてもなく公園の中を見て回りましたが、噂の女も見つからず次第にしらけてきました。
ただ、言い出しっぺのY君が、トイレに行ってくると席を立ったきり、いくら待っても戻ってこないのです。
しびれをきらした一行はトイレまで探しに行きました。
「ここにもいない…ここにもいない…」
「あいつ…さては、そこらへんで適当にすませたか?」
そんなわけで、真っ暗な森に囲まれた城跡のある方へ探しに行ってみました。
すると、城跡の壁にあやしい影が映っているのを、メンバーの一人が見つけたのです。
一斉に駆けつけてみると、その人影は変わり果てた姿のY君でした。
もげた頭や脚が散らばっていたのです。
胴体や下半身の一部はきれいにくり抜かれていたそうで、ちょうど黒いドレスを着ているように見えたという話です。


『人間が一番怖い話』
Tさん
東京都
うちは一時期、いたずら電話に悩まされていました。
注文した覚えのない寿司やうなぎが大量に届けられたり、就寝時刻を狙いすましたかのように無言電話がかかってきたり、もう我慢の限界でした。
ある夜けたたましく電話のベルが鳴りました、どうせいつもの無言電話でしょう。
電話機に向かって「いいかげんにしろ!」と怒鳴りつけた瞬間、ぴたりとベルが鳴り止みました。
なんという偶然、超能力か?と驚きながら、なにげなく外に目をやったところ、携帯を手にした知らない男と目が合いました。
すぐに警察に通報しましたが、いたずら電話こそ収まったものの、いまだに男は捕まっていません。


『もう勘弁して!(何度も出てくる話)』
Oさん
高知県
勤務先の中学校の事務員さんから聞いた話です。
いつの頃からか学校の裏庭、弓道場の近くの藪のあたりから、女の物悲しい声が聞こえるという噂が立ちました。
「一枚…二枚…」何かを数えるその声は、古典的な怪談噺にそっくりです。
とにかく、怪しい者が出るからにはそれ相応の理由があるのだろうと、 若い国語の先生が例の場所を掘ってみたところ予想外のものが出土したのです。
それは油紙で幾重にも包まれた女性の肖像画でした。習作のデッサンも含め同じ女性をモデルにした絵が5,6点まとめて見つかったそうです。
以降、怪しげな声は聞こえなくなったそうで、てっきり解決したものと思い込んでいました。
掘り出された絵は美術室に保管され、その中でも特に見栄えのする肖像画は校長先生の意向で応接室に飾られることになりました。
それからしばらくして、この話をしてくれた事務員さんが夜間の見回り中、応接室を点検していると、例の肖像画の目がギョロリと動いたのです。
今、たしかに動いたような…。まさか、そんな馬鹿なことあるはずない…」
もう一度よく確かめようと懐中電灯を向けたその瞬間、おびただしい数の人魂が絵の中から飛び出してきて、事務員さんは恐怖のあまり気絶してしまったそうです。
それからも絵にまつわる変事がひっきりなしに続いたため、保管されていたものを含め、全て焼却処分されたそうです。


『心霊スポット案内(場所にまつわる話)』
Fさん
東京都
この近所では有名な話だが、その昔、幽霊屋敷が建っていたと噂される場所に、
区画整理された今でも道路の真ん中には大きな楠の木が残されている
元々は屋敷の庭木だったらしい。これが祟るというのだ。
以前の区画整理の折にも、木を取り除く作業中に事故が多発したため、責任者は作業の遅れを取り戻そうと、現場近くのプレハブ小屋で夜更けまでスケジュールを練りなおしていた。
すると背後に人の気配を感じた
振り返ってみると、ぼろをまとった老人がこちらを睨みつけている。
突然の侵入者に驚きつつも、語気を強めて素性を問いただすと、口をもぐもぐさせながら「次はお前さんの番だ」と言い残し、さっさと出て行ってしまった。
その夜から責任者は体調を崩して、みるみるうちに立てなくなるほど衰弱していった。
しかし、ある大雨の日に、どうしても工事の進捗が気になると騒ぎたて、外へ出て行こうとする。
家の者が総出で取り押さえようとするも、信じられない力で撥ね退けられてしまう。結局どうすることもできずに行かせる他なかった。
その後、例の楠の木にロープをかけて首を括っている責任者が発見されたという。


『不思議な思い出』
Nさん
千葉県
梅雨時のことだった。いつもの通学路を歩いていると
数軒先にある古めかしい家の前で、クラスメートのFさんがおいで、おいで、と手まねきする
「ちょっと、珍しいもの見つけちゃったんだけど。これ、何だか知ってる?」
見ると、家の軒下に一匹の獣が死んでいた
はじめは猿かと思ったが、体毛は頭部にチョボチョボ生えているだけで、背中にすっぽんのようなつるつるした甲羅がある、見たことのない生き物だった。
ぼんやり眺めているうちに、雨にさらされた部分から溶けはじめ、ついには泡となって消えてしまった
ついでに言うと、その後、二人揃って遅刻したことで、友だちから大いに冷やかされた。


『こんな夢を見た』
Cさん
愛媛県
ある晩、薄気味悪い女に追いかけられる夢を見た。
有名な都市伝説そのままに「いま…あなたのうしろにいるの」というクライマックスの場面で飛び起きたのだった。
目が冴えてしまい、なかなか寝付けずにいると、背後に不吉なものを感じた。
振り返ると、夢に出てきた女がうずくまっていた。向こう側が透けて見える
これも夢であってほしいが、とりあえず一刻も早くこの場を離れたいので、着のみ着のままアパートを飛び出した。
案の定、夢と同じように、女も後を追ってくる。
けれども、なるべく明るい場所へと向かううちにだんだん薄くなってきて、車通りの多い道に出たあたりで消えてしまった。
しかし、すぐにアパートへ戻る気にもなれなかったから、近くのファミレスで一息つこうと入店した。
「ここまで来れば、もう安心だろう…」と通された席へ腰掛けた瞬間、
グチュッ…。座席がびしょ濡れだった。
「もう…あなたのうしろにいたわ」
背後から青白い手が伸びてきて…そこで私は気を失ってしまった。


『子供だましな話』
Mさん
栃木県
私が高校1年のとき実際に体験した話です
夏休み中のある日、バスケ部の練習の後、たまたま一人で片付けをしていると、不意に後ろから声をかけられました。
「わたし、きれい?」
一瞬、体操服姿の女子の姿が見えたような気がしたのですが、あたりを見回しても誰もおらず、自分の靴音が虚しく響くのみです。
胸の名札には確か「山岸」と書いてあったような気がします。
翌日も、翌々日も、体育館で一人きりになったときにかぎって、同じように一言だけ声をかけられるので、
部活仲間に「山岸」という女子部員に心当たりはないかと尋ねると、
「そんな名前しらない、聞いたこともない」と言われました。
体育館の鍵を返しに行くついでに顧問の先生にも聞いてみたところ、
「山岸」と言った途端に血相を変えて、少しここで待っていなさいと言い放つと、奥の部屋で電話ごしに誰かと相談しはじめました。
大事になるのかと思って、緊張しながら成り行きに身をまかせていると、
白衣姿の知らない先生がやってきて、頭から変な灰をかけられて、コップ一杯の水を飲まされた後、あっさり帰るように言われました。
「山岸」は体育館に出る地縛霊だそうで、ときどき男子生徒が取り憑かれるとのことでした。
そんなわけで、毎年お盆が近くなるとあの日の出来事を思い出すのです


『悪霊退散!(おばけをやっつける話)』
Tさん
東京都
これは先輩がサークルの合宿中に体験した話だそうです。
合宿最終日、宿泊先の施設内で肝試しをすることになりました。
その施設は廃校になった小学校をリフォームした合宿所で、 リフォームと言っても、教室の床を畳敷きに変えたくらいで、ほぼ当時のまま使われていました。
いよいよ先輩の番になりました。ペアを組んだ女の子、Nさんがいやに乗り気で、真っ暗な廊下をどんどん先へ進んで行こうとします。
危ないので落ち着くようにたしなめましたが、一瞬、目を離した隙に消えてしまったのです。
心配になった先輩は、Nさんがどこに消えてしまったのか、教室の扉を一つひとつ開けて確認していくことにしたそうです。
各フロア、同じように教室が並んでいて、机や椅子は全て撤去されているので、確認はすぐに終わりました。
一番奥の教室、何故かその部屋はリフォームされておらず、ずっと使われていないような雰囲気でしたが、
Nさんは窓辺に立って、ぼんやり校庭を眺めていたそうです。
「いいかげんにしろ!」と怒鳴りつけた瞬間、Nさんの髪の毛がぶわっと巻き上がり、 背中から青白い女の影が抜けていったように見えました。
われにかえったNさんが話すには、肝試しが始まったくらいから、甘ったるい女の囁き声が頭の中にひびいてきて、 それに呼ばれているような気がして、ついフラフラと迷いこんでしまったそうです。


『不思議な思い出』 (実話)
Oさん
高知県
最近、知り合いの勧めで、自宅に神棚を置くことにしました。
お祀りする御札は後でもらってくることにして、とりあえず形だけ整えておいたのですが、
孫のFちゃんが遊びにきたとき、神棚の方を向いて「かみさま、おらんねえ」とつぶやいたのです。
さらに不思議なことには、御札をお祀りした後、またFちゃんが遊びにきたのですが、
今度は神棚を見て「かみさま、おるねえ」とつぶやいたのです。
これは単なる偶然でしょうか?、それとも、子供にだけ見える不思議なものが存在するのでしょうか?


『泣ける怪談』
Tさん
東京都
深夜のファミレスでこんな話を耳にした
実家の引っ越しに先立って押入れの荷物を整理していると、背後に人の気配を感じた。
振り返ってみると、古い写真から抜け出してきたような白いワンピースを着た麦わら帽の少女が、寂しげな顔をして荷物を仕分けする様子を眺めていたのだ。
私は金縛りになったように動けなかった。処分されたくない思い出の品でもあるのだろうか。
ほんの1,2分の出来事であったろうが、とても長い間見つめ合っていたような気がする。
こんなことがあったと母に話すと、30年以上前、若くして亡くなったお姉さんに違いないと言う。
おそらく当時の遺品をそっくり残しておいたのだろう。
とりあえず処分は先送りにして、近々お寺に相談しに行くということだ。
そこで別の話題にうつってしまい、事の顛末は不明である。


『超常現象の話(UFO・超能力など)』
Tさん
東京都
今からちょうど半年前、後輩の道案内で、UFOが頻繁に目撃されるというR山の展望台へドライブに出かけました。
市内から小一時間ほど車を走らせて、目的の展望台に到着。
みんなが雑談している中、私は煙草を吸いがてら周囲をぶらついてみることにしました。
展望台から山頂へと続くハイキングコースを少し入ったところで、ある異変に気づきました。近くの茂みから血なまぐさい臭いが漂ってくるのです。
不審に思って近づいてみると、小動物、おそらく兎や狸の死骸が散らばっていました。
おまけに、それらの死骸は全て、腹の部分がきれいにくり抜かれていました
私は急いで展望台に戻り、今見てきた一部始終を伝えると、すぐに立ち去った方がよさそうだと満場一致で決まりました。
行きと同じように2台の車に分乗し、まがりくねった峠道をかなりのスピードでとばしていました。
その時です、前方から銀色に輝く葉巻型の物体が急降下してきたのです。
突然の急ブレーキ、助手席の女の子が「外を見ちゃだめ!」と絶叫した途端、先行車は光の渦に吸い込まれて…ここから先はお話できません
まあ、何にせよ、命だけでも助かったのですから、私は幸運だったと思いますね。


『心霊スポット案内(場所にまつわる話)』
Tさん
東京都
Aさんの住んでいる借家は近所でも有名なお化け屋敷だ。
夜、寝室の窓からなにげなく外に目をやったところ 白髪を振り乱した老婆が鬼の形相で覗き込んでいたなどは日常茶飯事で、
以前、私が遊びに行ったときなどは、部屋と廊下はもちろん、風呂場やトイレ、ベランダから屋根にまで小さな足跡があちこちに残されていた
中でもひどかったのは、庭中にカエルの死骸が撒き散らされていた事件で、近所の人が駆けつけ大騒ぎになった
死骸はご丁寧にも尻の穴から腸が抜き取られていたらしい。食材に使えとでも言いたかったのだろうか。
しかし、当人は相変わらず平気な顔をしている
怖くないのかと尋ねると、毎度びっくりはさせられるけど、これといった実害は無いし、何しろ格安だからね、と返された。


『不思議な思い出』 (実話)
Mさん
東京都
今日の午後、友だちと会って喫茶店で話をしていると、友だちの携帯にメールが届いた。
それは、松本に住む知り合いからのメールで、実に奇妙な内容だった。
庭の池で飼っている金魚が、小ぶりの鯉くらいの大きさに育ってしまい、
そのうち飼いきれなくなってしまうと思ったので、近くのお寺に預けるつもりだった。
けれども、近頃それが口を聞くようになったので、持っていくのがためらわれる・・・とのことだった。
にわかに信じられない話なので、友だちと眉をひそめながら話し合った結果、
口をぱくぱくさせる仕草が他所へ行きたくないと訴えているように感じた、
というような話だろうと、ひとまず納得したのだが、
本当に魚がしゃべるのだとしたら、何と言ったのか非常に気になるところだ。


矢印